道の駅高田松原にある、
内藤廣氏設計の東日本大震災津波伝承館を訪れました。

とてもシンプルな形態でありながら、
コンクリートと木材を巧みに組み合わせた空間は、
まさに内藤廣氏らしい建築です。
海へと続く一本道のゲート部分に設けられた水盤には、
上部から光が差し込み、
その光景が被災者への鎮魂の思いをより強く感じさせます。
道の駅に併設された東日本大震災津波伝承館では、
震災当時の多くの映像が展示されており、
あの日の恐ろしさを改めて鮮明に思い起こすことができます。
東日本大震災以降も、この国では多くの大地震が発生しています。
建築士として何ができるのか、
災害に強い建築やまちづくりにどう貢献できるのかを、
改めて深く考えさせられる訪問となりました。

佐々木 剛

