MALTA SEKKEI 株式会社マルタ設計

Since 1960

MALTA SEKKEI Blog

マルタ設計のBIM化

マルタ設計では、BIM化を推進しています。

BIMとは、Building Information Modelingの略称で、
コンピューター上に現実と同じ建物の3次元モデル(BIMモデル)を再現して、
より良い建物づくりに活用していく仕組みです。

今まで設計作業に利用されてきた
CAD(Computer-aided Design)とは全く異なり、
設計から施工、維持管理に至るまでの
建築ライフサイクル全体で蓄積された情報を活用し、
業務効率化と建築デザインの革新につながる
画期的なワークフローでもあります。

建築設計の業界でも10年後には
多くの建物の設計作業がBIM化すると言われています。

しかしながらハード面においては動作環境上、
今までのCADとして利用してきたパソコンでは
正常に作動しない可能性があったり、
作業上でも今までと全く異なる操作やプロセスを踏むため、
社内的には大変な取り込みになっています。

マルタ設計としては、2016年よりBIM活用と環境整備に
取り組みが始まりましたが、
2020年までに技術系社員のすべてのパソコンを
BIM対応とすることを決めています。

発注者には、設計内容の可視化や建物情報の整合性確認などに
大変なメリットがあることを理解いただきながら、
今後BIM化の設計比率を高めていきます。

丸田潤


JR深谷駅

以前仕事で訪れた深谷駅が
レンガ造りの凝った駅舎だったのでびっくりしました。

私の沿線も高架になり駅舎も新しくなることが多くなっていますが
大抵の駅舎は、どこも似たような形態で
その街の玄関口となる駅が他の駅と同じような均一的なものであることに
しばしば残念に感じることがあります。

深谷駅は、この町の産業だったレンガが
東京駅の赤レンガ駅舎で使用されていたとの史実を基に
東京駅をモチーフにして、1996年に改築されたということです。
街の特色を表現するとても良い試みだと感じました。

ちなみに深谷は、先日、デザイン変更が発表され紙幣の
1万円札の肖像になる渋沢栄一ゆかりの地でもあります。
記念館もあるので駅と合わせて
興味があるかたは訪れてみてはいかがでしょうか

佐々木 剛

PAGE TOP