MALTA SEKKEI 株式会社マルタ設計

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過酷な夏の、空を眺めて

今日も、暑かったです。

業務の手続で昼過ぎに外出し、
炎天下の中、10数分歩いただけで暑さが身に応えました。
日差しの強さや猛暑日の続く日々を過ごして
感じた気持ちを表すと、『過酷』の一言に尽きます。

でも、空を見上げて青い空と雲を眺めると暑くても、清々しさを感じます。

今週のニュースで、断熱用サッシへの取り替えが
今年はとても増加していると聞きました。

地球温暖化・脱炭素社会を
小学生にも身近に考えてもらうきっかけとして
学校の断熱改修について
建築家が ワークショップを
開催しているというニュースも耳にしました。

建物や住宅に求められる要望や課題も
時代の変化とともに変わってきているのを
炎天下での外出時に思い浮かべていたのでした。

河野弥生

南三陸

夏休みを頂いて東北を旅してきました。

南三陸は6年前に名物のうに丼を目当てに行っていて
その美味しさが忘れられず、今回再び訪れました。

当時、商店街のお店はプレハブで
その周囲も震災の爪痕が色濃く残っていました。

あれから6年経った今回は見違えるように変わっていました。
商店街は木造のきれいな建物にかわり、
隈研吾氏の設計の震災の記憶を展示する建物が建ち
川にはユニークな形状の橋がかかり
対岸には震災復興祈念公園が整備されていました。

そして、この日も多くの観光客が訪れていて
大変な賑わいでした。

震災から12年
確実な復興への歩みを見ることができました。

佐々木 剛

景色の変化

北鎌倉にある円覚寺(えんがくじ)の山門です。

1282年に 執権北条時宗が
中国・宋より招いた無学祖元禅師により開山されましたが
現在の山門は1785年に再建されています。

毎月この門を潜っているのですが、
真夏の雲一つない空に聳えるように立つ姿、
秋の紅葉を背景に映える姿、
木枯らしが落ち葉とともに山門を通り抜ける姿など
様々な風景に溶け込み違う建築物のような変化を見せてくれます。 

また、訪れた時の心境によっては、
屋根の反りまで違って見えてしまうのは
人は建物を見るときに「目」だけで見るのではなく
各々が持つ記憶をも重ね合わせた
「頭」で見ているからなのでしょうか。

安藤暢彦

東京の水源

猛暑、豪雨など、気候変動が目に見える形となってしまい、
失う前に保全することの難しさに直面している今日この頃です。
今年は水不足が懸念されています。
東京の水源はこんなにも美しい自然に恵まれています。
大切なものをそっと守っていけたらと改めて感じました。

中野康子

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